見た。
毒気を根こそぎ抜かれるかのような、これ以上ないほど晴れ渡るような終わり方だった。 この問題はシンジくん側の人間にだけでなく、ゲンドウについても寄り添わないと解決しないということに本作を見て初めて気づいたし、そこを深掘りして整えてくれた。踏み込むべきはそこだったんだ。 世界観についての謎は最終作にも関わらずさらに増えたけど、でも物語としてはこれでちゃんとケリがついたように思う。
序、破、Qは劇場では見ていなかった。ちょうどアニメから離れていた頃だったんだと思う。 ただ、2013年の東京Ruby会議10の追加開催のサブタイトルに本作をもじった「シン・東京Ruby会議10 劇場版 ||=」をつけていたことを考えると、そこからだけでも8年経っていたわけで、長い。 新劇場版の制作がガイナックスではなくカラーになった話も考えると、お疲れ様でした、というほかない。